時代とともに、複雑な病気が増えてきました。
かつて恐れられていた感染症や伝染病は、抗生物質の普及やさまざまな新薬の開発により、比較的容易に治すことができるようになりました。しかし高齢社会に突入したわが国では、ガン、高血圧、糖尿病などの生活習慣病の増加、加えて、免疫異常による気管支喘息、アトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患や心身症・ストレス病など、複雑な多様性のある病気が増えてきました。
新薬と漢方薬の長所を生かした治療法が、進んでいます。
「新薬」(化学合成によって作られたもの)と「生薬(漢方薬も含む)」には、それぞれ得意とする症状や病気があります。新薬(西洋薬)の多くは、有効成分が単一で、切れ味が鋭く、即効性があるため、感染症の菌を殺す、熱や痛みをとる、血圧を下げる、といった一つの症状に対する直接的な治療には適しています(緊急事態に対処するためのもので、長く飲み続けて良いものは少ないと理解した方が得策です、また副作用もあります)。
生薬と新薬とは、親子のような関係です。
新薬だけでは複雑な多様性のある現代病の治療は、ほとんど成果を上げていません(根治できない)、そこで生薬や漢方薬の役割が期待されるようになってきました。人類の長い歴史の中では、身近な天然物(生薬)が薬として使われてきました。そして、そうした生薬中の有効成分を取り出したり、それに化学的合成を加えたのが新薬で、誕生したのは、わずか1~2世紀前(100~200年前)です。一方、生薬や漢方薬は2千年に及ぶ使用経験を通して、使い方や安全性が確かめられてきて
います。そして現在、使われている新薬の多くは、天然物に起源のあるものが多いのです。
約1800年愛飲されているラフマ葉エキス
ラフマ(羅布麻)は非常に厳しい環境である砂漠のオアシスに自生する、とても生命力の強い植物です。ラフマ葉は、約1800年前の三国志の時代、映画「レッドクリフ」の悪役に描かれている将軍・曹操が、当時戦争に明け暮れ、その性格からストレス・イライラがひどく、かんしゃく持ちで偏頭痛に悩まされていたので、彼の専属医の天才医師・華佗(カダ)が、ラフマ葉を煎じて曹操に飲ませていたという記述が残っています。
それ以降中国では、ラフマは「眠りの正常化」や「心の安定に役立つ」お茶として愛飲されているハーブでもあり、安全性が高く、使用された歴史が長いことから、生活上必要なハーブとして中国では重宝されています。
最近の研究では、このラフマ葉エキスは、脳内のセロトニンを増やし、セロトニン神経の透過性を良くすることが実証され、非常に注目されています。
「治療」より「予防」が大切!日々のストレス対策を!
ほとんどの生活習慣病は、生活習慣+ストレスで発症すると言われています。正に「病は気(ストレス)から」であり、病気になってから薬や病院に頼るのでは充分な対策にはなりません、病気にならないように日々のストレス対策と予防を考えるべきなのです。
ストレス症候群には、セロトニンを増やす!
2011年7月に厚生労働省は、「精神疾患」を、「がん」、「脳卒中」、「心臓病」、「糖尿病」と並ぶ「5大疾病」と位置づけ、重点対策を行うことを決めました。同省の2008年の調査で、「精神疾患」の患者は323万人にのぼり、237万人の「糖尿病」、152万人の「がん」など他の4大疾病を大幅に上回ったのです。
3.11以降、震災、放射能という新たなストレスが増え、現在は本当のストレスフルな状況にあり、日々のストレス対策は、国民的な課題であると言われます。
セロトニンが不足すると心身の不調を招くと言われます。
イライラ、不眠、PMS、偏頭痛、便秘、慢性疲労などのストレス症候群には、自律神経やホルモンのバランスを調整する、脳内のセロトニンを増やすラフマ葉エキスをお役立てください。